追い詰められた時にパキシルが活躍!守ってくれるジェイゾロフト

パキシルの特徴とは?

■パキシルの特徴とは?
パキシルは、ジェイゾロフトと同様にSSRI【選択的セロトニン再取り込阻害薬】という分類に属す抗うつ剤ですが、うつ病患者の間では最も有名な薬です。
その特徴は、初期の三環系抗うつ剤よりも副作用が軽度で、しかも効果が強い、キレが良いことで定評があり、バランスが優れているため精神科領域で最も重宝されています。
しかし、中枢神経に作用する薬であるために、減薬や中断時には離脱症状がでるため、注意が必要な薬としても認知されています。
うつ病以外にも強迫神経症やパニック障害にも処方されます。
因みに同種のジェイゾロフトはOD(口腔内崩壊)錠もあり、こちらの方が軽い症状の方や仕事をしながら服薬治療を継続していたりと、それぞれに強みが分かれているようです。

■その他の抗うつ剤との比較!
まず半減期で比較してみると、本剤は14時間、その他同じSSRIではスルピリドが最短の8時間、次いでトレドミンが8.2時間、デプロメールが8.9時間、サインバルタが10.6時間、ジェイゾロフトが26時間となり、本罪は半減期は長い方ですが、効果が強いため、離脱症状が最も強く出るようです。

■離脱症状に注意!
本剤の離脱症状は、シャンシャンという耳鳴りや手足がビリビリと電気が走るような感じがして痺れるという症状が有名で、巷ではこれらを総称して「シャンビリ」ともあだ名されているそうです。
他には、そわそわ感や眩暈、嘔気、震えなどがあります。
なぜ離脱症状が起こるのかというと、血液中の薬剤の濃度が急激に低下すると、身体機能が対応しきれず、自律神経が乱れることによる不調と考えられます。入ってくるのが当たり前になっていたものが、急に入らなくなると心身機能はパニックを起こすのです。
また、離脱症状を起こしやすくする条件は、患者個々の代謝能力、抗うつ薬の半減期の長さ(短いほど起こしやすい)、抗うつ薬の効果の強さ(強いほど起こしやすい)、これら3点が関係します。

■離脱症状の対処法
離脱症状は、自分で勝手に中断する場合と、医師の指示のもとに減薬をしていて生じる場合の2通りのケースで起こり得ますが、どちらに対しても言えることは、離脱症状が生じたら、まずは医師と相談し薬を再開することです。そして、減薬を延期する、あるいは減薬のペースを落とす、副作用を改善させた後発薬のパキシルCRに変更してみるなどの方法が挙げられます。